コラム

ハワイアンミュージックにはどんな楽器が使われているの?

フラを踊るときに流れるハワイアンミュージック。のんびりとした雰囲気と、南国の明るさを感じさせるメロディーは聞いているだけでも癒されますよね。
そんなハワイアンミュージックですが、どのような楽器を使って演奏しているのかご存知ですか?

フラを習っていても、使っている楽器まではわからない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハワイアンミュージックで使用される楽器やハワイの伝統楽器について解説していきます。

ハワイアンミュージックの特徴

一口にハワイアンミュージックといっても、その種類はさまざま。伝統的なハワイの民族音楽や、欧米など他国の音楽要素が入っている音楽、フラのための音楽など多様な種類があり、人によってもハワイアンミュージックの解釈は変わります。

また、曲調についても、癒し系のゆったりとした曲だけではなくアップテンポで元気な曲もあります。色々な種類があるハワイアンミュージックですが、どの曲にも共通することは、暖かさや優しさ、大らかな雰囲気を感じられるということでしょう。

ハワイアンミュージックで使われる楽器

ここからは、ハワイアンミュージックでよく使用されている楽器をご紹介していきます。

ウクレレ

ハワイの楽器と聞いて、真っ先に思い浮かべるのはウクレレではないでしょうか。ウクレレは小型のギターのような楽器で、ハワイアンミュージックによく使用されます。軽快で可愛らしい音色が特徴です。

サイズが小さく扱いやすいので、初心者の人でも簡単に弾くことができます。
ウクレレにはハワイ語で「飛び跳ねるノミ」という意味があり、ウクレレを奏でるときの指の動きが跳ねているノミのように見えたことから、そう呼ばれるようになったそうです。

スチールギター

スチールギターは、ギターを横に倒したような見た目の楽器で、ハワイアンミュージックではメロディーを担当することが多いです。弦の数は6〜12弦まであり、エレキタイプとアコースティックタイプがあります。

スチールギターの音は優しく滑らかなことが特徴です。楽器の名前は知らなくても、音色を聞けば多くの人が「聞いたことがある!」と思うはず。
スチールギター奏者が減ったことからハワイのバンドではあまり使われなくなっているそうですが、日本人にとってはウクレレに並んでハワイを感じさせてくれる音色かもしれません。

スラックキーギター

スラックキーギターは楽器の名前ではなく、ハワイアン独自のチューニングと奏法のことを指します。そのため、ギターはエレキギターでもアコースティックギターでも問題はありません。

スラックキーギターは、ゆるくのんびりとした音の響きが特徴。スラックには「緩める」という意味があり、その名の通り弦を緩めてチューニングを行います。チューニングや弾き方は人によっても異なり、基本的に自由な演奏スタイルのようです。

ビブラフォン

ビブラフォンは鉄琴の一種で、鍵盤の下のファンが回転することによって音を響かせる楽器です。音板打楽器のなかでは最も新しく、音の幅が広いことから曲に厚みを持たせる役割を持っています。
楽器未経験の人でも比較的扱いやすい楽器のようです。

ハワイアンミュージックの代表的な楽器をご紹介しましたが、この他にもベースやキーボード、ドラム、パーカッションなども使用します。これらの楽器を使用して、ハワイアンミュージック独特の音楽が演奏されているのです。

フラで使われるハワイの伝統楽器

フラで使われるハワイの伝統楽器

ウクレレなどを使用したハワイアンミュージックの他に、ハワイの伝統楽器で演奏する音楽があります。フラでよく使用される楽器は、ヒョウタンで作られた打楽器「イプ」や「イプヘケ」、ココヤシの木から作られたドラムの「パフ・フラ」、竹を使用したスティック「プイリ」、マラカスのような楽器「ウリウリ」などです。

どれも自然の素材を活かしたシンプルな楽器で、一般的な楽器に比べて値段も安価になっています。フラの教室によっては、自分たちで楽器を手作りするところもあるそうですよ。自分で作った楽器は愛着がわきますし、フラを踊るのがより楽しくなるかもしれませんね。

まとめ

ハワイアンミュージックでよく使用される楽器をご紹介しましたが、知らない楽器があったという方も多かったのではないでしょうか。

ハワイアンミュージックや演奏に使用される楽器は、さまざまな音楽スタイルの影響を受けて時代とともに変化してきました。スチールギターなども現代では奏者が減少しているので、今後もまた使用される楽器に変化があるのかもしれませんね。

優しくのんびりとしたハワイアンミュージックは、癒しと心地よさを与えてくれる素敵な音楽。毎日の仕事や家事、子育てなどで疲れている方は、ハワイアンミュージックを聞いて癒されてみてはいかがですか。

筋トレが続かない原因はなに?

ダイエットや健康のために行う自宅での筋トレ。なかには、フラやタヒチアンダンスで使う筋肉を鍛える目的で行っている方もいるでしょう。

筋トレは継続して行うことが基本ですが、人によっては「いつも数日しか続かない」「筋トレできない日が続くとやめてしまう」といった方がいます。はじめはやる気があったはずなのに、なぜ筋トレを継続できないのでしょうか。

この記事では、筋トレが続かない原因や改善方法を解説していきます。

筋トレは三日坊主で終わりやすい?

「あと3キロ痩せたいから毎日筋トレする!」「腹筋を続けて引き締まった体を手にいれる!」

筋トレ初日はこのように意気込んでいても、日が経つにつれて面倒くさくなったり、考えるだけでしんどくなったりすることってありますよね。「いつもすぐに挫折してしまって、続いた試しがない…」という方もいるでしょう。

その一方で、筋トレを継続して行い、決めた目標をしっかりと達成する人もいます。筋トレを続けられる人・続けられない人の違いはどこにあるのでしょうか。筋トレを続けるには、まず続かない原因を知ることが大切です。

筋トレが続かない原因は?
筋トレが続かないのには、以下の5つの原因が考えられます。

目標が明確じゃない

筋トレをする目標が漠然としていると、モチベーションが上がらず挫折しやすくなります。例えば、ダイエット目的で筋トレをはじめた場合「もう少しだけ痩せたい」「体を引き締めたい」というザックリとした目標よりも「あの服が着られるように5月までにマイナス3キロ、体脂肪率は22%、ウエストは63センチを目指す」と、具体的な目標を決めているほうが続けやすくなります。

目標が明確だと「そのためにどんな筋トレをしたらいいのか」「食事は何カロリーに調整するべきか」など、達成するためのメニューも作りやすくなりますし、モチベーションも保つことができるでしょう。

筋トレ内容がハードすぎる

毎日腕立て100回、腹筋100回、スクワット100回…と、筋トレ内容がハードすぎると続けることが困難になります。特に、これまで運動を全くしてこなかった人がいきなりハードメニューをこなすのは難しいでしょう。

無理のあるメニューでは筋トレが苦痛になってきますし、体を痛めてしまうこともあります。気合いがあるのは良いことですが、継続するためには自分がこなしやすい筋トレ内容にすることも重要なポイントです。

早く結果を出そうとする

筋トレが続かない人のなかには、1週間や1ヶ月で結果を出そうと考える人がいますが、筋トレの効果が出るまでには約3ヶ月の期間がかかるといわれています。

早く結果を出したいがためにハードメニューにすると挫折しやすくなるので、目標達成までの期間は長めにとるのがおすすめです。筋トレはすぐに結果が出るものではありませんが、続けていれば必ず体に変化が現れます。しっかり結果を出すためには、ある程度我慢をすることも必要です。

筋トレの優先順位が低い

「今日は疲れたから筋トレは休もう」「飲み会があるから今日はできないな」
このようなことが度々あると、筋トレをすること自体が面倒に感じてしまいます。

これは筋トレの優先順位が低いことが原因です。筋トレがご飯を食べることやお風呂に入ることと同じくらいの優先度であれば、少しの理由でやめることはないでしょう。体調が優れないときや時間的にどうしてもできない場合は仕方ないですが、疲れているなどの理由であれば「今日は軽めにしよう」とメニューを変えることもできます。

忙しいからと何日も全くやらないのではなく、その日の状況に合わせて少しでも行うことが大切です。

ネガティブに考える

「これを続けても意味がない気がする…」「運動苦手だし、今まで続いたことがないから無理だろうな…」
このように、筋トレをすることに対してネガティブに考えていると続けるのが難しくなります。

結果が見えないからといって、すぐにネガティブモードになるのは良くありません。やらないよりはやったほうが確実に良いのですから、少しでも筋トレができたら自分を褒めてあげて、無理なく楽しく行うことが大切です。

完璧主義にならないことがポイント

完璧主義にならないことがポイント

筋トレをはじめると、どうしてもできない日というのは出てくるもの。できない日があってもまた再開すれば良いのですが、完璧主義の人は「毎日するって決めたのにできなかった…」「今までの努力が無駄になった」と、自分を責め、やる気をなくしてしまうことがあります。

少し休んだくらいで筋肉が一気に落ちることはありませんし、筋トレは毎日欠かさず行うよりも、適度に筋肉を休めた方が効果的ともいわれています。
筋トレを継続させるためには、あまり完璧主義にならないことも大切なポイントです。

まとめ

筋トレが続かない人は、まずは自分が続けられない原因を知ることが大切。
日常生活のなかでの筋トレの優先順位を高くし、無理のないメニューで行うことを心がけましょう。

膝裏の硬さはストレッチで改善しよう!

「膝裏が硬くて踊りにくい」「膝が伸びなくてストレッチについていけない…」

フラやタヒチアンダンスを習っている方のなかに、こんな悩みを持っている方はいませんか?ダンスに大きな支障が出るわけではなくても、周りの人と比べて極端に膝裏が硬いと気になってしまいますよね。

今回はそんな膝裏が硬い方に向けて、おすすめのストレッチ方法をご紹介していきます。

膝が伸びない原因はなに?

膝裏の硬さは人によっても度合いが変わりますが、一般的に前屈で手が膝〜足首あたりまでしか届かない人は硬いといわれています。とても硬い人の場合、長座をすると体が反ってしまうということも。
なぜ膝裏が硬くなってしまうのか、まずはその原因を知っておきましょう。

ストレッチなどをする際に膝裏が伸びないのは、太ももの裏にある筋肉「ハムストリング」や、ふくらはぎの筋肉が固まっていることが大きな原因といわれています。特に、ハムストリングの筋肉は骨盤から膝の裏側まで伸びている筋肉なので、ここがカチカチに固まると柔軟性がなくなってしまうのです。

さらに、ハムストリングが硬くなると骨盤が後傾してくるため、膝裏が硬くなるだけではなく、猫背やぽっこりお腹の原因にもなります。
筋肉は使っていないとどんどん硬くなるため、仕事で座りっぱなしの人や外を歩く機会が少ない人は要注意です。

膝裏を柔らかくするメリットは?

ハムストリングやふくらはぎの筋肉が柔らかくなると骨盤が正しい位置に戻るため、姿勢の改善やヒップアップ、ぽっこりお腹の解消といった効果が期待できます。

また、膝裏の柔軟性が上がることにより、フラやタヒチアンダンスが踊りやすくなるというメリットも。フラやタヒチアンダンスは膝を曲げ伸ばしする動きが多いので、膝裏が硬いと動きがぎこちなくなったり、痛みで膝を伸ばせなかったりしますよね。筋肉が柔らかくなればスムーズに動かせるようになるので、これまでよりダンスパフォーマンスが上がることも期待できるでしょう。

他にも、膝裏を伸ばすことで血流が良くなり、基礎代謝のUPや足のむくみが改善されることもあります。このように、膝裏を柔らかくすることは体にとってメリットがとても多いのです。美容や健康のためにも、ハムストリングやふくらはぎの筋肉をほぐし、柔らかい膝裏を手に入れましょう。

膝裏を柔らかくするストレッチ

膝裏を柔らかくするストレッチ

ここからは、膝裏を柔らかくするストレッチ方法をご紹介していきます。最初はキツく感じることもありますが、繰り返し行っているうちに徐々に慣れてきます。膝裏が硬い方はぜひ行ってみてください。

つま先を伸ばすストレッチ

1.両足を伸ばして床に座る
2.手を後ろについて骨盤を立て、背筋を伸ばす
3.つま先を体側に引く
4.この動きを5回繰り返す

片足を曲げて前屈

1.骨盤を立てた状態で床に座る
2.左足を内側に曲げ、右足を伸ばす
3.背中が丸まらないように姿勢を保ったまま、できるところまで前に倒れる
4.呼吸をしながら10〜20秒間キープする
5.これを左右2〜3セット行う

あぐらで前屈

1.椅子に座り、右足を左の太ももの上に乗せる
2.そのまま前に倒れる
3.呼吸をしながら10〜20秒間キープする
4.これを左右3セット行う

足首を掴んで前屈

1.足を軽く開いて立つ
2.両方の足首を両手でそれぞれ掴む
3.足首を掴んだままゆっくり膝を伸ばす
4.できるところまで伸ばし、20秒キープする

勢いをつけて前屈するのは逆効果になるので気を付けてください。ストレッチはゆっくり行い、痛みや違和感を感じる場合は無理をしないようにしましょう。

タオルを使ったストレッチもおすすめ

「膝裏が硬すぎて前屈が全くできない!」という方には、タオルを使ったストレッチをおすすめします。様子を見ながら少しずつ膝裏を伸ばせるので、ストレッチが苦になりませんよ。

座った状態でストレッチ

1.骨盤を立てた状態で床に座る
2.左足を内側に曲げ、右足を伸ばす
3.右足の足首を立てる
4.右足の土踏まずにタオルをかけ、後ろに引く
5.10秒キープする
6.反対の足も同様に行う

床に寝た状態でストレッチ

1.両膝を立てた状態で仰向けに寝る
2.右足裏にタオルをかけ、膝を伸ばした状態で真上に足を上げる(難しい場合は膝を曲げてOK)
3.タオルを引きながら10秒キープする
4. 反対の足も同様に行う
*上げた足を内側・外側に倒してストレッチするのも効果的です。

まとめ

膝裏の硬さは、ストレッチをすることで少しずつ改善されてきます。これまでストレッチをしても柔らかくならなかったという方の場合、ストレッチが狙った筋肉に効いていなかったり、効果が現れる前にやめてしまったりしたことが原因の可能性もあります。

毎日コツコツとストレッチを続けていれば、きっと体に良い変化が現れるはずです。膝裏が柔らかいとフラやタヒチアンダンスも踊りやすくなるので、ぜひ諦めずにストレッチを続けてみてください。

タヒチを愛した芸術家「ゴーギャン」

タヒチをこよなく愛した芸術家として知られている「ポール・ゴーギャン」。ゴーギャンの大作がタヒチで描かれたことは有名ですが、どんな経緯があってタヒチまでたどり着いたのでしょうか。

今回は、ゴーギャンの生涯やタヒチで訪れた島について調べてみました。

家族を捨てて画家になったゴーギャン

ゴーギャンは1848年にパリで生まれました。幼少期は、1歳から6歳まではペルー、7歳からはフランスで過ごしています。そして20歳で海軍に入隊し、23歳で海軍を除隊となりますが、この頃から趣味で絵を描くようになったといわれているのです。

海軍を除隊後は証券仲介会社に勤め、25歳でデンマーク人の女性と結婚し、5人の子供を授かります。ここだけを見ると順風満帆な人生という感じがしますが、この平和な生活は10年ほどで終わりを迎えます。

ゴーギャンは画家に転身したい思いが強くなり、勤めていた会社を辞めて絵を本業に生活を開始。しかし、会社を辞めてからの生活は金銭的にとても厳しかったため、ゴーギャン一家は生活費が安いルーアンに移りました。その後妻の実家であるコペンハーゲンへ移住します。

1885年にゴーギャンは家族をコペンハーゲンに残し、息子1人を連れてパリに戻ります。その息子もやがて妻に引き取られ、その後ゴーギャンの放浪の旅が始まるのです。

二度訪れたタヒチ

1886年、ゴーギャンはブルターニュ地方のポン・タヴェンに移り、制作を開始します。しかし貧しい生活は変わらず、餓死寸前まで追い込まれることもありました。

1888年に南仏アルルでゴッホと共同生活を始めますが、性格や芸術観の違いから2ヶ月という早さで破綻。その後はパリやブルターニュを行き来しながら制作活動を行なっていました。そして1891年、ゴーギャンはタヒチへ移住します。

タヒチへ移住した理由は諸説あるようですが「生活費を安くするため」「安らぎを求めるため」「欧州文明や因習的なものから決別するため」といったことが関係しているそうです。

タヒチへ移ったゴーギャンはパペーテでしばらく暮らし、その後マタイエアに移り住みました。そこで13歳の少女テフラと暮らしながらタヒチの女性たちを描く生活を送りますが、生活が困窮したため、1893年にまたフランスへと戻ります。フランスではジャワ人の女性アンナと同棲していました。

1895年に再びタヒチへ渡り、そこから通算12年間タヒチで過ごすことになります。2度目のタヒチではまた別の少女たちと暮らしながら創作をしますが、1897年に「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を描いたあとに自殺未遂。

晩年はマルケサス諸島に移り、その2年後の1903年、54歳のときに心臓発作で急死しました。
ゴーギャンの最後は看取る者がおらず、孤独のうちに亡くなったそうです。

ゆかりの地

ゆかりの地

タヒチでのゴーギャンゆかりの地をご紹介していきます。

マタイエア

ゴーギャンが最初のタヒチ滞在で暮らしていた場所。パペーテの植民地化に幻滅したことがきっかけでマタイエアへ移り住み、13歳の少女テフラと2年間住んでいました。

プナアウイア

2度目に訪れたタヒチで最初に暮らした場所。自身の健康状態の悪化や娘の病死などで絶望していたゴーギャンは、このプナアウイアで「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を描きました。

ヒバオア島

ゴーギャンが晩年を過ごした場所。アツオナにある共同墓地にゴーギャンの墓があります。

ゴーギャンをモデルにした小説

ゴーギャンをモデルにしたといわれている「月と六ペンス」という小説があります。月と六ペンスは、イギリスの小説家「サマセット・モーム」の代表作。あらすじはこのようなお話です。

『主人公はある夕食会で、冴えない男「ストリックランド」と出会います。仕事も家庭も上手くいっていたはずのストリックランドが、ある日突然姿を消してしまうのです。主人公はその後パリでストリックランドと再会しますが、すべてを捨ててまで選んだ道、そしてその理由に耳を疑います…』

ストリックランドのモデルとなっているのがゴーギャンです。長年連れ添った妻と子供を捨てて画家を目指し、誰に何を言われようと突き進む情熱的な生き方が描かれています。また、この小説は「人間の本質とは何か」ということを考えさせられる作品でもあります。

伝記ではありませんが、ゴーギャンの生涯やどういう経緯でタヒチへ向かったのかなども知ることができるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

まとめ

タヒチを愛した芸術家、ゴーギャンの生涯をご紹介してきました。有名な画家ではありますが、破天荒で自由な性格や、絵を描くことに対する激しい情熱、孤独で寂しい晩年…など、ゴーギャンについて深くは知らなかったという方も
いたのではないでしょうか。

ゴーギャンに関する書籍は多くあるので、より深く知りたいという方はぜひ調べてみてくださいね。

【パレオの結び方】落ちないようにする方法とは?

タヒチアンダンスの衣装としてはもちろん、ビーチでの日よけや体型カバーとしても活躍してくれるアイテム「パレオ」。パレオには何通りもの巻き方があり、シーンやファッションに合わせてさまざまなスタイルを楽しむことができます。
そんな便利なパレオですが、結び方によってはほどけて落ちてしまうことがあるため、人前で着用するときは落ちないように工夫が必要です。

ここでは、パレオが落ちにくい結び方をご紹介していきます。タヒチアンダンスを習っている方や、近々ビーチやプールへ行く予定があるという方はぜひ参考にしてみてください。

基本の巻き方

パレオの巻き方には数え切れないほどの種類がありますが、基本の巻き方といえば、やはり腰に巻くスタイルでしょう。腰巻きのパレオは水着やTシャツとも合わせやすいので、ビーチファッションの定番でもあります。また、タヒチアンダンスのレッスンでパレオを着用するときも、ショートパレオを腰に巻くスタイルが基本です。

ショートパレオを腰に巻くときは、前後の長さが均等になるようにしながらへそ下にぐるっと巻きつけ、腰の横で端と端を固結びしてとめます。この巻き方は誰でも簡単にできるので、タヒチアンダンス初心者の方にもおすすめです。

ロングパレオを腰に巻く場合は、自分の身長に合わせてパレオの長さを調節します。パレオの上部を必要な分だけ内側に折り、ショートパレオと同じように固結びをするのが基本の巻き方です。ロングパレオの上部を外側に巻き上げるとショートパレオと同じ丈の長さにすることができるので、タヒチアンダンスのレッスンにも使えますよ。

結び方によってはパレオが落ちてしまうことも

パレオを固結びでしっかりととめたつもりでも、体を動かしているうちに結び目がほどけてくることがあります。特に、タヒチアンダンスは動きが激しいため、結び目が緩いと踊っている最中にパレオが落ちてしまうことも。教室でのレッスン中ならまだしも、イベントなどで踊っているときにほどけてしまったら大変ですよね。人前でパレオが落ちないようにするためにも、ほどけにくい結び方をマスターしておきましょう。

パレオは基本的に固結びでとめることが多いですが、結び目が直角(縦方向)になっていると緩んでほどけやすくなります。緩みにくくするためには、結び目が平行になるように結ぶのがポイントです。

結び目が平行になる方法は以下です。

1.右手左手にそれぞれ紐の端を持つ
2.左の紐を前、右の紐を後ろにしてクロスする
3.後ろにある紐を前方向に巻きつけて結ぶ
4.右にきた紐の上に左の紐をかぶせてクロスする
5.上にある紐を下からくぐらせて結んだら完成

本体の紐と結んだ紐の端が平行になったら成功です。パレオだと少しわかりにくいので、最初は紐などで練習してみてください。

パレオを落ちないようにする方法

パレオを落ちないようにする方法

ここからは、パレオが落ちにくくなる簡単な3つの方法をご紹介していきます。パレオをしっかりと結んだあとに試してみてください。

まず1つ目の方法が、結び目を水で濡らすことです。靴紐をほどけにくくする方法としても知られていますが、結び目を濡らすと繊維の中に水が入り込んで密着度が高まるため、パレオを固く結ぶことができます。濡らすときはスプレーボトルに水を入れて吹きかけてもいいですし、濡らしたタオルを使って結び目に染み込ませる方法でもいいでしょう。滴るほどビショビショにする必要はなく、少しの水で結び目を強くすることができます。

2つ目は、パレオを下着に挟み込むという方法です。パレオの上部を下着に挟み込むと、激しく踊っていてもパレオがずれ落ちにくくなります。下着に直接パレオを挟むことに抵抗がある方は、ショート丈のスパッツを履くのがおすすめ。アンダーウェアに挟む方法は、万が一結び目がほどけた場合でもパレオが全て落ちてしまうことがないので安心です。

3つ目は、ゴムベルトを腰に巻く方法です。ゴムベルトを巻いた上からパレオを被せれば見た目も気になりませんし、素材がゴムなので着脱がしやすく、イベントに出る際などにも最適です。ゴムベルトは100均でも手に入るため、一つ持っておくと便利ですよ。

いろいろな巻き方を試してみよう!

パレオはアレンジをすることで全く違う見せ方ができるのが魅力。腰に巻くとスカートとして、胸元に巻くとワンピースとして着ることができますし、アレンジ方法によってはカーディガンにも変身します。また、パレオをワンピースのように着る場合でも、ホルターネックやワンショルダー、チューブトップなど、さまざまなパターンを楽しむことが可能です。

タヒチアンダンスでパレオを着用するときは基本的に腰巻きですが、腰巻きの中にも種類はたくさんあるので、ぜひ色々なアレンジを楽しんでみてください。

【滑らかなダンスを踊るコツ!】ぎこちない動きになる原因とは?

フラやタヒチアンダンスを踊ったときに、周りの人から「動きが硬い」「ぎこちない」と指摘された経験はありませんか?自分ではリズムに乗って踊っているつもりでも、実際はお手本通りに踊れていないことがあります。

ただ、動きの硬さをすぐに改善するのはなかなか難しいもの。スムーズに踊れていないことを自覚している場合でも「どこを直したらいいのかわからない…」という方もいるでしょう。
そこで今回は、フラやタヒチアンダンスを滑らかに踊るコツを解説していきます。

ダンスが上手い人と下手な人の違いとは?

そもそも、ダンスが上手い人と下手な人にはどのような違いがあるのでしょうか。今の自分に何が足りないのかを知るために、まずはダンスが上手いといわれる人に共通する特徴を見てみましょう。

・リズムに乗れている
・動きにメリハリがある
・無駄な力が入っていない
・体の芯がぶれない
・柔軟性がある
・体の細部まで意識を向けている
・表現力が豊か
・ダンスを心から楽しんでいる

一般的にダンスが上手いといわれる人は上記のような特徴があります。ダンスの上手い下手には明確な基準があるわけではないですが、プロのダンサーとダンス経験のない人の踊りを比較するとさまざまな違いが見えてきます。自分のダンスが下手だと感じている場合は「ダンスが上手いといわれている人はなぜ上手く見えるのか?」ということを考えることが大切です。そして、上手く見えるポイントを意識して取り入れ、少しずつ改善していきましょう。

ぎこちない動きになる3つの原因

それでは、ダンスの動きがぎこちなくなってしまう原因について考えていきましょう。スムーズに踊れない理由は人によっても変わりますが、よくある例としては「動きが小さい」「余計な力が入っている」「振り付けを真似できていない」という3つの原因が挙げられます。

1.動きが小さい

まず「動きが小さい」ということですが、例えば腕を上げる振り付けのときに肘が曲がっていたり、一番上まで上げずに中途半端な位置で終わらせたりすると、メリハリがなくダラダラとした印象を与えてしまいます。また、周りの人が体全体を使って大きく動かしているときに、一人だけ小さな動きだと変に目立ってしまうこともあるので、動かすときは中途半端にせず最後までやり切るようにしたほうがいいでしょう。

2.余計な力が入っている

踊っているときに体に余計な力が入ってしまうと動きが硬く見えます。体の中でも特に肩には力が入りやすいので、力みやすい人は意識して力を抜く必要があるでしょう。力を抜くというのは実際にやってみると意外と難しいものですが、呼吸法を取り入れるなどして、なるべくリラックスした状態で踊ることが大切です。

3.振り付けを真似できていない

ダンス教室で振り付けを覚えるときは先生のお手本を見て学びますが、ダンスがぎこちない動きになる人は「何となく」で振り付けを覚えてしまっていることがあります。振り付けが曖昧なまま踊ると動きが中途半端になりますし、自信を持って踊ることができません。

「腕はどこまで上がっているか」「足はどれくらい開いているか」「目線はどこを見ているか」といったこともよく観察し、わからないところはそのままにせず、先生にしっかりと教えてもらいましょう。

ダンスを滑らかに踊るコツとは?

ダンスを滑らかに踊るコツとは?

ダンスをする際に体の動きが小さくなったり力んだりしてしまうのは、緊張や恥ずかしさ、自信のなさなどが原因となっていることが多いです。自信がない状態で踊ると、動きが小さくなるだけではなく表情も暗くなりやすいので、余計に硬く見えてしまいます。
自信を持って堂々と踊るためには、まず基礎や振り付けをしっかりマスターすることが大切。振り付けを完璧に覚えることができれば自信がつきますし、次にする動きを考えながら踊るということがなくなるため、動きのぎこちなさが改善されるでしょう。

振り付けの練習をする際は、自分のダンスを動画に撮り、お手本とどこが違うのか確認しながら練習するのがおすすめです。可能であれば、先生の踊りを動画で撮らせてもらい、自分のダンスと見比べて違いを見てみるといいでしょう。「何度練習をしても先生と同じような動きができない…」という場合は、体を滑らかに動かせるよう、体幹を鍛えて軸がブレないようにしたり、毎日ストレッチをして柔軟性を高めたりするのも効果的です。

また「自分の踊りを客観的に見られない…」という方は、他の人の踊りを見て「先生の動きと同じか」「どこが違うのか」ということを分析してみるのもいいかもしれません。「自分も同じように間違っていた…」「ここはもう少し動きを大きくしたほうが良さそう」と、自分の改善点を見つけるヒントになることもあるでしょう。

焦らずゆっくり覚えよう!

自分のダンスがぎこちないと感じている方は、動画を撮って改善するべきところを見つけたり、先生からアドバイスをもらったりしながら、少しずつできることを増やしていきましょう。周りの人と比べて焦ってしまうこともあると思いますが、自分のペースで一つ一つしっかりとコツを掴んでいくことが大切です。

タヒチアンダンスは色白肌でも大丈夫?

タヒチアンダンサーといえば、健康的な小麦肌のイメージが強いですよね。タヒチアンダンスは南国発祥の踊りということもあり、日本人のダンサーでも肌を黒くしている人は多くいます。そのため、中には「タヒチアンダンスを習いたいけど日焼けはしたくない」「必ず日焼けをしなければならないの?」といった不安や疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、これからタヒチアンダンスを習いたいと考えている方に向けて、タヒチアンダンスと日焼けについてのお話をしていきます。

タヒチアンダンス=小麦色の肌?

タヒチアンダンスの大会やイベントに出演しているダンサーを見てみると、肌を黒く焼いている人が比較的多いことがわかります。ダンサーたちが小麦肌にする理由は、やはりタヒチアンダンスが南国の島タヒチ発祥の踊りであるということが大きく関わっているのでしょう。ポリネシアの人々の多くが小麦色の肌であることから、日本でも「タヒチアンダンスといえば小麦肌」というイメージがついているのかもしれません。

他にも「小麦肌はカラフルな衣装が映えやすい」「健康的でセクシーに見せられる」という理由から日焼けをしている人もいるようです。ダンサーの中には普段から小麦肌をキープしている人もいれば、タヒチアンダンスのイベント前にだけ肌を黒くするという人もいます。基本的には大会やイベントに向けて肌を黒くする人が多いといえるでしょう。

色白肌でも問題はない?

これからタヒチアンダンスを習おうと考えている方の中には「日焼けをするのは嫌だな…」「肌を黒くしないとイベントに出られないの?」という不安や疑問がある方もいるのではないでしょうか。日焼けをするとシミやそばかすなどの肌ダメージが心配になりますし、仕事の関係や体質的に日焼けができないという方もいますよね。

結論からいうと、タヒチアンダンスは色白肌でも問題はありません。タヒチアンダンスのイベントでも肌が白いダンサーは普通にいますし、先生の中にも肌を黒くしていない方もいます。肌を黒くするかしないかは個人の自由なので、必ずそうしなければならないという決まりは特にありません。

ただ、タヒチアンダンスの教室によっては先生が生徒に肌を黒くするよう勧めることがあるようなので、肌を焼きたくないという方は事前に確認しておくことをおすすめします。教室ごとにルールや考え方は違いますが、大抵の場合はそこまで気にしなくても問題ないでしょう。

現在では、一般的に日焼けは肌に良くないという認識が広まっているので、たとえタヒチアンダンスをしていても「日焼けはしたくない」と考える人も多いはずです。タヒチアンダンスを習っている人全員が黒いわけではないので、色白肌の方でも安心してイベントに参加できますよ。

日焼けをせずに小麦肌に見せる方法

日焼けをせずに小麦肌に見せる方法

「日焼けはしたくないけど肌を黒く見せたい」という場合は、セルフタンニングや日焼け風メイクを試してみるといいでしょう。セルフタンニングは、肌に専用のローションを塗ることで簡単に日焼け風の肌を手に入れられる便利なアイテムです。ローション以外にもクリームやジェル、スプレー式など、さまざまな種類が販売されており、中には美容成分や保湿成分が含まれている商品もあります。

実際に日焼けをするわけではないので、紫外線ダメージを気にする必要がありませんし、肌のターンオーバーによって数日で元の肌色に戻るため、一時的に肌を黒く見せたいときに最適な方法といえます。

仕事の都合などで「1日だけ肌を黒くしたい!」という方は、小麦色のボディ用ファンデーションがおすすめです。一般的なファンデーションでも暗い色を使用すれば肌を黒くできますが、より本格的に肌色を変えたい場合は専用の商品を使ったほうがいいでしょう。

専用のファンデーションは日焼け止め成分が配合されていたり、汗をかいても崩れにくくなっていたりするので、屋外のイベントにもぴったりですよ。
セルフタンニングやボディ用ファンデーションのように、肌を焼かなくても日焼け風の肌になる方法はあります。ステージ出演に向けて一時的に肌色を変えたい場合は、なるべく肌に優しい方法で小麦肌をつくるのがおすすめです。

まとめ

タヒチアンダンスは色白肌の人でも問題はないですし、肌を絶対に焼かなければならないという決まりもありません。「肌が白いと衣装と合わないかな?」「自分だけ浮いたら嫌だな…」と心配になる方もいるかもしれませんが、肌が白くても華やかな衣装は似合うのであまり気にしなくてもいいでしょう。また、特別な大会でない限り、出演者全員が黒いことはほとんどありません。

「より本場のダンサーに近づきたい」「タヒチアンダンスの雰囲気を出したい」という場合は、セルフタンニングや日焼け風の肌が作れるファンデーションで小麦肌を楽しんでみてください。

笑顔で踊るにはどうしたらいい?

フラやタヒチアンダンスのイベントで踊るときに「無表情になってしまう…」「上手く表情が作れない」といった悩みがある方はいませんか?フラやタヒチアンダンスは基本的に笑顔で踊ることが多いですが、初心者の方にとっては表情を作りながら踊るというのはなかなか難しいことですよね。
そこでこの記事では、表情が作れない原因や、笑顔で踊るためのコツについて解説していきます。

笑顔で踊るのは意外と難しい

フラやタヒチアンダンスのダンサーは、みんな素敵な笑顔で楽しそうに踊っていますよね。今フラやタヒチアンダンスの習い事をしている方の中には、そんなダンサーたちの姿に憧れて、自分もダンスを始めたという方もいるのではないでしょうか。

しかし、いざ人前で踊ってみると「緊張で笑顔が引きつる…」「踊るのに精一杯で全然笑えない…」なんてことがあります。自分では笑っているつもりでも、あとから動画を見直したら「全く笑っていなかった!」と気付くこともあるでしょう。

笑顔で踊ることは一見簡単なように見えますが、実際にやってみると意外と難しいもの。特に、初めてステージで踊るときは緊張や不安から顔が引きつってしまいやすいです。ただ、見ている人からするとダンサーが無表情だと楽しくないですし、あまり良い印象は残りません。

ダンスを上手いと思わせるためには、ダンススキルだけではなく、表情の見せ方も重要だといわれています。せっかくダンスが上手くても、表情のせいで「あまり上手くないな」と思われてしまってはもったいないですよね。観客を楽しませるダンスをするには、やはり笑顔は大切なポイントです。素敵な笑顔で踊るためにも、まずは表情を上手く作れない原因から考えていきましょう。

笑えないのは何が原因?

ステージで踊るときに表情が作れないのは、ほとんどの場合緊張が原因となっているでしょう。しかし、細かいところを見てみると、人によって根本の原因が違うことがあります。例えば、レッスン中は笑顔で踊れるけれど本番は無表情になる人と、レッスンでも本番でも笑顔ができない人では、改善すべきことが変わるはずです。

本番だけ上手く表情を作れない人は、人前に慣れていないことや「失敗したらどうしよう…」といった不安が大きいことなどが原因として挙げられます。練習でも本番でも上手く表情を作れない人は、緊張や不安以外にも「振り付けを覚えていない」「普段からあまり笑わない」「顔の筋肉が痛くて笑顔のキープができない」「自信がない」などといった原因があるかもしれません。

中でも初心者の方に多いのが、頭の中が次の振り付けのことでいっぱいになってしまうこと。「次はあれしてこれして…」と考えながら踊っていると、表情を作る余裕がなくなってしまいますよね。この場合は、まず振り付けを完璧にマスターすることが大切です。考えなくても自然と次の動きが出るようになれば、表情を意識する余裕も生まれてきます。

このように、なぜ自分が笑顔を上手く作れないのかということをよく考えてみると「どこに原因があるのか」「何を改善すればいいのか」がわかってくるはずです。自分ではなかなか気が付きにくいこともあるので、周りの人の意見も参考にしながら原因を探ってみるといいでしょう。

フラやタヒチアンダンスを笑顔で踊るコツ

フラやタヒチアンダンスを笑顔で踊るコツ

笑顔で踊るためには、まず笑顔の練習から始めるのがおすすめです。基本的なことですが、表情の作り方に慣れていないとぎこちない笑顔になりやすいので、まずは普段から口角を上げることを意識してみましょう。慣れてきたら鏡を見ながら歯を見せて笑う練習をしてみてください。

実際にステージで踊る際は1曲分ずっと笑顔を作らなければならないので、笑顔をキープする練習も必要です。5秒間笑顔をキープすることは誰でもできると思いますが、歯を見せた笑顔を3分間キープするのは難しいもの。顔の筋肉が痛くなったり、表情が崩れてきたりと、初めは上手くいかないでしょう。筋肉が痛いと感じる場合は、表情筋を動かすトレーニングをすると効果的です。

また、本番だけではなく、教室でレッスンをするときも笑顔で踊ることを意識していれば、笑顔を作ることにだんだんと慣れてきます。振り付けを完璧に覚えることと、練習時から笑顔で踊ることを意識するだけでも本番のパフォーマンス力は上がるでしょう。それでも緊張で顔がこわばってしまうときは、歯を見せて笑わずに、口角を上げて微笑むくらいにしてみてください。「笑わなきゃ!」と焦ると余計に笑えなくなりますし、無理に笑顔を作ると不自然な顔になるので「気持ちに余裕ができたら笑おう」くらいに思っていれば、プレッシャーが少なくなりますよ。

まとめ

教室の先生から「笑顔で踊りましょう!」と言われても、なかなか笑顔を作れないという人は多いと思います。自然な笑顔で踊ることが一番ですが、それは何度もステージに立つなど、場数を踏まないと難しいことですよね。
まずは、自分は何が原因で笑えないのかを考えて、少しずつでも笑えるように練習をしてみてください。

【自宅でできる!】子育てママにおすすめの筋トレ方法

子育て中のママの中には「産後太りが気になる」「運動不足を解消したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、小さな子どもがいるママにとって、自分のための時間を確保するのはとても難しいもの。子どもを預けてジムに通うのは大変ですし、自宅で運動をしようと思っても、子どものお世話や家事で手一杯になってしまいますよね。
そこでこの記事では「子育てで自分の時間が取れない!」というママに向けて、自宅でできる筋トレをご紹介していきます。

日常生活に筋トレを取り入れよう!

ダイエットや美容のために体を動かしたいと思っても、小さな子どもがいる場合は目を離すことができないので、自分の時間を取ることはなかなか難しいですよね。そんな子育てに忙しいママには、日常生活に筋トレを取り入れることをおすすめします。

例えば、子どもをあやすときや寝かしつけているとき、家事をする際などに筋トレを行えば、運動をするための時間をわざわざ作らなくても体を鍛えることが可能です。毎日の生活に無理なく筋トレを取り入れることで、普通に運動をするよりも習慣化しやすくなるでしょう。

また、筋トレを続けて体型の変化を感じられるとモチベーションが上がりますし、体を動かすことはストレス解消につながるため「イライラしやすい」「ネガティブな気持ちになりやすい」という方にもおすすめです。

育児筋トレのメリットとは?

子育てをしながら筋トレを行うことには、さまざまなメリットがあります。

・産後太りの解消
・運動不足の解消
・基礎代謝が上がり太りにくくなる
・体が引き締まる
・ストレス解消
・気持ちが落ち着く
・冷え性の改善
・子どもとスキンシップが取れる
・道具などの準備がいらない
・時間を有効に使える

普段の行動に筋トレをプラスするだけで、美容やダイエット、ストレス解消といった効果が期待できます。また、トレーニングウェアや道具などを準備する必要もないので、手間もお金もかかりません。時間を有効活用できる育児筋トレは、忙しいママに最適な運動方法といえるでしょう。

自宅でできる育児筋トレ方法

自宅でできる育児筋トレ方法

ここからは、子育てで忙しいママにおすすめの筋トレ方法をご紹介していきます。自分に合った方法を試し、無理なく行いましょう。

家事をしながらできる筋トレ

食器洗いや洗濯をしながら「つま先立ち」

ふくらはぎや足首を引き締めたい方におすすめです。

1.足を肩幅に広げ、つま先を正面に向けて立つ
2.ゆっくりと爪先立ちになり、5秒キープして戻す
3.10回繰り返す

洗濯物をたたみながら「ストレッチ&ねじり運動」

洗濯物を少し離して置くとより効果的です。

1.床に座り開脚をする
2.洗濯物を足の真ん中置く
3.洗濯物を取る際は背筋を伸ばし、太もものストレッチを行う
4.畳んだ洗濯物は体をねじりながら左右に分けて置く

寝かしつけるときにおすすめの筋トレ

子どもをおんぶしながら「スクワット」

体の中で一番大きい筋肉である「お尻」と「太もも」を鍛えることにより、代謝を上げ、痩せやすい体を作ることができます。最初はバランスを崩しやすいので、後ろに椅子を用意しておんぶ紐をつけるなど、安全面に注意しながら行うようにしましょう。

1.足を肩幅に開いて立つ
2.子どもをおんぶしながら、ゆっくりと腰をおろしていく
3.膝がつま先よりも前に出ないよう注意しながら20回行う
4.これを2〜3セット行う

横向きに寝ながら「足上げ」

大きく足を動かすとより効果的です。

1.床に横向きに寝る
2.上側の足を前に出して膝を曲げる
3.下側の足を伸ばしたまま上下に動かす
4.数回繰り返したら反対の足も同様に行う

子どもと遊びながらできる筋トレ

子どもをお腹に乗せる「ヒップリフト」

呼吸をしながらゆっくり行いましょう。

1.仰向けに寝て膝を立てる
2.お腹に子どもを乗せる
3.お尻を浮かせる
4.背中がまっすぐになるよう気を付けながら3〜4秒キープし、ゆっくり元に戻す

抱っこしながら「ウエストひねり」

ウエストの引き締め効果が期待できます。

1.子どもを抱っこしながら足を肩幅に開いて立つ
2.上半身を左右にひねる

子どもと一緒に筋トレをする場合は、子どもの体をしっかりと支え、安全第一で行うようにしましょう。また、筋トレはママも子どもも体調が良いときに行い、絶対に無理はしないようにしてくださいね。

習い事を始めるのもおすすめ

「子どもを預けるのは難しいけど習い事がしたい」「外で自分の時間を持ちたい」というママにおすすめなのが「親子フラ」です。親子フラであれば子どもと一緒にフラを楽しむことができますし、教室によっては0歳から参加できるクラスもあるので、赤ちゃんを預ける必要もなくなります。

周りの生徒さんも子育て中のママなので、ママ同士の交流をすることもできるでしょう。また、家以外にも自分の居場所を作ることは育児ストレスの軽減につながるため、外に出られる場合は習い事をしてみるのもおすすめですよ。

ご紹介した筋トレのように、子どもから目を離さなくてもできる運動はいくつもあります。自分や子どもに合った方法を見つけ、楽しみながら体を動かしましょう。

【体幹を鍛えよう!】お家でできる簡単エクササイズ

フラやタヒチアンダンスを安定して踊るには、体幹をしっかりと鍛えることが大切です。フラもタヒチアンダンスも、基礎練習を繰り返し行っていれば自然と体幹が鍛えられてきますが、自宅でトレーニングすることでより効率良く体幹を鍛えることができます。
この記事では「ダンスの安定性がなく、ふらつきやすい」「姿勢を保つのが難しい」と感じている方に向けて、お家で行える簡単な体幹エクササイズをご紹介していきます。

そもそも体幹ってなに?

「体幹トレーニング」という言葉はよく耳にしますが、そもそも体幹とはどこの部分を指す言葉かご存知でしょうか。「何となく意味はわかるけど、実際はよくわかっていない…」という方もきっと多いことでしょう。

体幹は、四肢(両手両足)と頭部を除いた胴体部分のことを指しています。胴体部分なので、腹筋や背筋などの筋肉はもちろん、骨格や内臓も含まれています。体幹は「インナーマッスル」と混同されやすいですが、インナーマッスルは深層筋とも呼ばれているように、体の深い部分にある小さな筋肉のことを指しています。

体幹は胴体という「場所」を指し、インナーマッスルは「筋肉の深さ」を指しているため、この2つは全く別のものです。ただ、体幹トレーニングを行うとインナーマッスルとアウターマッスルも鍛えることになるので、同じような意味として捉えている方も多いようです。

体幹を鍛えるメリットとは?

体幹を鍛えることは体にとってさまざまなメリットがあります。日常生活で感じられるメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

・動作がスムーズになる
・電車やバスでふらつかなくなる
・基礎代謝が向上する
・ダイエット効果が得られる
・姿勢が改善する
・疲れにくくなる

なぜこのような効果があるのかというと、体幹は歩行時や座位、起き上がるときなど、人間の基本動作に関わる重要な筋力だからです。そのため、体幹筋力が弱まっている状態だと、立ったときや座ったときの姿勢を保つことが難しくなったり、疲れやすくなったりなど、身体機能の低下に繋がってしまいます。

反対に、体幹がしっかりと鍛えられていると日常の動作がスムーズに行えるようになり、運動機能も向上します。また、体幹を鍛えると基礎代謝量が上がるといわれているため、脂肪が燃焼しやすく痩せやすい体を作る効果も期待できるでしょう。

さらに、体幹が鍛えられてバランス力や安定性が増すと、ダンスやスポーツを行う際の運動パフォーマンスを高めることもできます。
フラやタヒチアンダンスを始めたばかりという方でも、体幹がしっかりと鍛えられていれば安定して踊れるようになるでしょう。

おすすめの体幹エクササイズ

体幹エクササイズ

ここからは、自宅でできる簡単な体幹エクササイズをご紹介していきます。フラやタヒチアンダンスを習っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

フロントブリッジ(プランク)

1.床にうつ伏せの状態で寝る
2.腕と足を肩幅に広げる
3.腰を持ち上げ、両肘とつま先に重心を置いて体を支える
4.首から足まで真っ直ぐのラインになるように気を付けながら、30秒〜1分ほどキープする
※30秒キープするのが難しい場合は、無理せず少ない時間から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。

サイドプランク

1.足を伸ばした状態で横向きに寝る
2.肩の真下に肘がくるように置き、上側の手は腰に当てる
3.ゆっくりと腰を持ち上げ、肘と足の側面で体を支える
4.30秒〜1分ほどキープする
5.1分程度の休憩を挟んで3セット行う

バックエクステンション

1.うつ伏せになり両手両足を伸ばす
2.息を吐きながら体をゆっくりと反らせていく
3.息を吐きながらゆっくりと体を元に戻す
4.10回×1~2セット行う

ワイドスクワット

1.足を肩幅よりも広めに開いて立ち、つま先をやや外側に向ける
2.太ももが床と平行になる位置までゆっくりと腰を落とす
3.ゆっくりと元の位置に戻る
4.10〜15回を2〜3セット行う

ヒップリフト

1.仰向けで寝る
2.足を90度に曲げ、両手を少し開く
3.お尻を上げる(胸から膝までが一直線になるように気を付ける)
4.お尻を上げた状態で一時停止し、呼吸をしながらゆっくりとお尻を下げていく

どのエクササイズも最初はキツく感じますが、継続して行っていくうちにだんだんと慣れてきます。普段筋トレなどを全くしないという方は、まずは少ない回数から始めて、徐々に増やしていくのがおすすめです。
体を痛めないよう、姿勢に注意しながらエクササイズを行っていきましょう。

継続して行おう!

自宅で行うエクササイズは、あまりハードなものだと長続きさせるのが難しくなります。無理をして「もうやりたくない」となってしまうよりも、簡単なエクササイズを毎日少しずつ行っていくほうが継続しやすいのでおすすめです。

フラやタヒチアンダンスを習っている方や、体の安定性を高めたいという方はご紹介した体幹エクササイズをぜひ試してみてくださいね。

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