コラム

タヒチアンダンスの発表会でしたいメイクのポイント

タヒチアンダンスを習っていると、ステージに立つことはやはり楽しみの1つではないでしょうか。習い事を始める理由には、ダイエットや仲間作り、ストレス解消など様々だと思いますが、ステージで踊ることは日常生活では味わえない貴重な経験でしょう。
「ステージでは綺麗に見られたい…」誰もがそう思うはず。一生懸命練習することはもちろんですが、メイクや衣装にもこだわりたいものですね。そこで今回はタヒチアンダンスのメイクのポイントについてです。

ファンデーションは凹凸を意識しながら

まず、ベースメイクをします。下地を塗りますが、汗をかくので崩れにくいものにしましょう。ファンデーションを塗るときのポイントは、顔の凹凸をはっきりさせるために明暗を意識しながら塗ることです。特に日本人は顔の凹凸が少ないので、これをメイクで補います。おでこ、鼻筋、頬骨にはハイライトを、顔まわりや鼻の脇には影を作るように茶系のファンデーションを塗ります。ファンデーションの色は、普段よりも少し小麦色のものが良いでしょう。塗るときは、濃い目にしっかりと塗ってください。
また、チークもピンク系ではなく茶色っぽいものにします。ファンデーションを同じ要領で、頬骨の下側に影を作るようにのせます。

アイラインはくっきりと

ファンデーションで凹凸をつくったら、アイメイクをします。最近では、普段のメイクでもアイラインをくっきりと目尻よりも長めに書いている方もみかけますね。タヒチアンダンスのステージメイクもアイラインをしっかりと書きます。
アイメイクで重要になるのがアイラインですが、タヒチアンダンスの場合は、リキッドアイライナーで目の周りを囲むように太くくっきり書きましょう。下のラインが太すぎるとパンダメイクになってしまうので気をつけて下さい。
アイシャドウは、濃い目の茶色やグレー系を使って彫りの深い目元を作ります。ハイライトに白やゴールドのパールを入れても良いでしょう。
最後につけまつげをつけます。つけまつげは慣れていないとつけるのが少し難しいかもしれません。買ったばかりのものは自分の目の長さにあわせてカットしておきましょう。
つけまつげは、ナチュラルなものからびっくりするぐらいバサバサしているものなどいろいろな種類があります。ステージで使うのは濃い目のものがいいですよ。
アイラインの引き方やつけまつげのつけ方は普段のメイクと大きく異なる上に、失敗すると目立ってしまいます。ステージの当日に初めて挑戦してもなかなか思い通りにはできないものです。自宅で何回も練習して、スムーズにメイクができるようにしておきましょう。顔は人それぞれですので、自分の顔が一番美しく見えるラインを探してみましょう。

フラダンスのメイクとの違いは?

フラダンスのメイクとの違いは?

フラダンスとタヒチアンダンスはその起源から共通する部分もいくつかあります。では、メイクについてはどうでしょうか?
メイクは自分の顔を見せたい顔に近づける手段でもありますよね。タヒチアンダンスのメイクは「かわいい」仕上がりではなく、はっきりとした「クール」な美しさを目指しましょう。

使う色味は茶系で統一

タヒチアンダンスのメイクでは、使う色味は黒、茶、グレーを基調にします。フラダンスでは、衣装の色などにあわせて緑や青系、ピンク系のアイシャドウを使うこともありますが、タヒチアンダンスでは使用しません。

ラインはくっきり

アイラインは目尻よりも長めに引き、さらにラインを跳ね上げるようにします。目尻のラインがさがってしまうと垂れ目になってしまうので、角度に気をつけましょう。目の下側のラインは目のきわに引いて目元がフラダンスのメイクよりもくっきりはっきりとした印象になるようにします。

必要なメイク道具は?

タヒチアンダンスのメイクをするにあたって、普段使っているメイクと大きく違うのは使用する色味でしょう。上でもお話ししたように、アイシャドウも茶系やグレーのものが必要になります。ファンデーションもいつもよりも小麦色のものを用意した方がいいですね。新たに必要になるメイク用品としては、ステージ用のつけまつげです。100円ショプでも買うことができますが濃い目のものを用意しましょう。
ステージでは、強い照明もあたるのでとにかく濃くはっきりとメイクをする必要があります。普通のメイク用品でも色味はたくさんありますが、ステージ用のメイク用品は汗にも強く、舞台で映えるようにつくられています。発表会のために買い足そうかな?と検討している場合は、ステージ用のメイク用品店も見てみるとよいですね。安くはないですが、1回買えばしばらくは使えます。
メイクで顔の印象は大きく変わるものです。本番当日のメイクがカッコよく思い通りにきまると気分も盛り上がりますよね。前日にメイク用品が足りなかった!なんてことにならないように、事前にチェックして練習しておきましょう。

タヒチアンダンスに必要な「モレスカート」の作り方

タヒチアンダンスはタヒチで発祥した伝統的な踊りですが、リズムにあわせて激しく踊っている印象がありますよね。女性は特に腰のキレが良く、わらでできているようなスカートが激しく揺れている様子が特徴的でしょう。この「腰みの」のようなスカートは、タヒチアンダンスで着用する「モレスカート」と言います。今回は「モレスカート」についてお話します。

腰の動きを強調するモレスカート

タヒチアンダンスは主に「アパリマ」と「オテア」の2つのスタイルがあります。アパリマは、手の動きで歌詞の内容を表現する優雅な踊りです。一方オテアは、タヒチアンドラムの激しいリズムにあわせて踊ります。女性のステップの中には、1分間に200回以上も腰を激しく動かすものがあります。1秒に3回以上動かすということになりますね。このオテアを踊る際に身につける衣装が、丈の短いパレオや「モレスカート」です。モレスカートは腰の動きにあわせてゆさゆさと揺れるので、振り付けを強調することができます。モレスカートの「モレ」はプラウというハイビスカスのような花が咲く植物のことです。(日本ではオオハマボウと呼ばれている植物です。)この木の皮を剥いで細くして束ねてスカートにしたものがタヒチアンダンスのモレスカートです。

自分で作ってみよう!

自分で作ってみよう!

タヒチアンダンスの衣装は、上でお話ししてようにパレオや植物でできたモレスカートを履くとされていますが、木の皮を加工して作られた本場のモレスカートは手間がかかるのでそれなりに高価なものです。インターネットなどで買うことができますが、これを普段のレッスンで使用する人は多くないでしょう。
では、どうするのかというと身近な材料で手作りすることができます!
材料は、なんと!ビニールテープのみ。新聞などを束ねる時などにつかうあのビニールテープで作ることができます!これなら100円ショップでも買うことができますし、色も白だけでなく、赤や緑、黄色などいろいろあります。難しくはありませんが、根気強く作業を続けることが必要ですよ。

ウエスト部分に巻く芯になる部分を作る

三つ編みや四つ編みをして芯の部分をつくります。ビニールテープは編むと短くなっていくので、この時にウエストの2週分よりも10から15cmぐらい長めに作っておきます。長い分には問題ありません。

スカートになる部分のビニールテープを切る

自分の身長にあわせて(完成が膝丈ぐらいになるように)ビニールテープをたくさん切ります。椅子などに巻きつけて最後に切るというようなやり方をすると同じ長さのビニールテープを一気に沢山切ることができますよ。

切ったビニールテープを束にしてはじめに作った芯になるウエスト部分に編みこんでいく

4から8本を1束にしてくくりつけていきます。1束にする本数が少ないとスカートが透けてしまうので、ビニールテープの幅(太さ)にあわせて本数を調節してください。ある程度のボリュームが必要になります。
芯となるビニールテープにくくりつけていく時に、すべて同じ向きでやらないと見た目がきれいにならなくなってしまうので注意しましょう。また、くくりつけるときはできるだけつめると隙間なくボリュームが均等に仕上がります。

この作業をひたすら続けていけば、モレスカートの完成です!
スカート丈は全部編みこんでから最後に切りそろえて調節することができます。この時に気をつけて欲しいのが、完成したモレスカートをペタンと平面に置いて直線にカットしてしまうと、実際に着用した時に後ろの方が短くなってしまうことがあります。着た時にお尻の部分が膨らむことを考慮しなければなりません。後ろを少し長めに切るか、を実際に着てみて誰かに切ってもらうと良いですね。
ちなみに、モレスカートを持ち運ぶときは何か袋が必要になりますよね。モレスカートは結構ボリュームがありますし折り畳むとシワシワになってしまうので、筒のようにして布のケースなどに収納すると良いですよ。ケースもモレスカートのサイズにあわせて手作りできます。

オリジナルのモレスカート

ちょっと時間はかかるかもしれませんが、単純作業の繰り返しです。自分でつくったモレスカートは愛着が出てきますね。
また、通常のレッスンで着用することはほとんどありませんが、ステージ用の衣装としてモレスカートの上にヒップベルトをつけることがあります。腰のベルトに色鮮やかな羽や葉っぱ、タッセルなどが付いているのを見たことがありますよね。ヒップベルトをつけると腰の動きをさらに大きく見せることができますが、こちらも自分で作ることができますよ!ベルトとなる土台部分を作って、そこに自由に装飾をつけていくだけです。装飾の材料は100円ショップにもあります。好きな材料を組み合わせれば、低コストでオリジナルのヒップベルトの完成です。みんなでおそろいのものを作ることもできますね。

タヒチアンダンスとベリーダンスの違いは?

タヒチアンダンスとベリーダンス、どちらも腰の動きに特徴のある踊りです。そして、どちらも最近では、シェイプアップの効果があると習い事としてはじめる女性が増えてきました。ではその違いについて、ご存知でしょうか?タヒチアンダンスはスピーディーで健康的な印象で、ベリーダンスはちょっとセクシーな印象があるかもしれません。知っているようでよくわからない、タヒチアンダンスとベリーダンスの違いについて見てみましょう。

ポリネシアの人々がつくりあげたタヒチアンダンス

タヒチアンダンスは神に祈りを捧げる踊りとして、ポリネシア人によって生み出されたとされています。言葉を持っていなかった人々がコミュニケーションの手段として踊りやジェスチャーを使用していたことが発展し、タヒチアンダンスが確立されていきました。その後ポリネシアの人々がハワイに渡ったことによって、タヒチアンダンスがフラダンスの原型になりハワイにも広まったといわれています。
タヒチアンダンスには大きく分けると、アパリマとオテアの2種類があります。

アパリマ

タヒチ語で「アパ」は踊る、「リマ」は手を意味します。アパリマは、タヒチアンウクレレやギターに合わせて手の動きで歌の内容をあらわす踊りです。パレオやロングスカートを履いて踊ります。アパリマがフラダンスの元になったと言われています。

オテア

伝統的な打楽器のリズムに合わせて、女性は腰を、男性は足を動かすテンポの早い踊りがオテアです。ヘッドドレスや腰の動きを強調するモレスカート、または短いパレオを着て踊ります。

ベリーダンスはどんな踊り?

ベリーダンスはどんな踊り?

一方ベリーダンスは、諸説ありますが世界最古の踊りで、女神崇拝の儀式として巫女たちが踊ったものがその起源と言われています。わかっているだけでも8000年前から踊られていたようです。その発祥は中東だと言われていますが、はっきりとはわかっていません。ベリーダンスと呼ばれるようになったのは、アメリカに渡ってからで、1800年代末のことです。英語で「お腹」を意味するベリーから、ベリーダンスと呼ばれるようになったとされていますが、その昔は、「ラクス・シャルキー(東洋の踊り)」と呼ばれていました。
イスラム教国であるアラブ諸国では、女性が人前で踊ることは慎まなければなりませんが、そのような社会においても多くの女性が幼少の頃から自然とベリーダンスを踊ることができ、現在もアラブ諸国の女性に受け継がれています。
現在のようなショーのスタイルとして世界にベリーダンスを広めたのは、インドから旅を続けていたジプシー達だと言われています。旅をする中で各地の踊りを取り入れて
パフォーマンスをしていたジプシー達は、アラブの民族舞踊も自分たちのスタイルに取り入れ次の土地へとベリーダンスを広めていきました。
ジプシーによって各地に広まったという背景から、ベリーダンスのスタイルは沢山あります。主なスタイルは、エジプシャンスタイル、ターキッシュスタイル、ジプシースタイル、トライバルスタイルですが、もう1つ、この4つのどこにも属さないフュージョンスタイルというものもあります。フュージョンスタイルはヒップホップやバレエ、レゲエなど様々なダンスと融合したスタイルのことです。このような新しいスタイルは日々生まれ、現在でも独自の進化を遂げています。

タヒチアンダンスとベリーダンスの違いは?

歴史や起源を見てみると、2つの踊りは大きく異なることがわかりますね。タヒチアンダンスはタヒチの人々に、ベリーダンスはアラブの人々によって今も愛され続け継承されています。現在の日本では、どちらも誰でも気軽に楽しめる踊りですね。
身体をたくさん動かしてシェイプアップしたい方にはタヒチアンダンスを、脂肪を燃焼しながら女性らしい体づくりをしたい方にはベリーダンスがオススメでしょう。

身体づくりに効果的なタヒチアンダンス

●運動量が多く、基礎代謝を高めるインナーマッスルを効果的に鍛えることができる
●上半身をキープしたまま、腰を回したりステップを踏んだりするので下半身のシェイプアップ効果が高い
●運動量が多いので、全身の血流がよくなりコリも改善される
●リズミカルで軽快な音楽にあわせて体を動かすので、爽快感が得られる
●ダンスの経験や年齢に関係なく、自分が楽しく踊ることで明るい気持ちになれる

女性らしいラインをつくるベリーダンス

●激しい動きと緩やかな動きが組み合わさっている有酸素運動なので、脂肪燃焼の効果が高い
●腰を動かすことでインナーマッスルが鍛えられ、踊りながらウエストにくびれができる
●お腹を出したり引っ込めたりする動きによって、内臓や腸の動きが活発になり便秘解消に効果がある
●内臓の調子が整い便通がよくなることで、肌荒れの改善にもつながる
●女性らしい繊細な動きを繰り返すので体重が減少するというよりも、体のラインが女性らしく美しくなっていく
●魅惑的な踊りをすることで、女性ホルモンも活発になる

フラダンスの自主練習は家で出来る?

優雅に踊るフラダンスは、見た目の華やかさや、振り付けの優美さ、心癒される音楽に魅了されてしまいますよね。
「あんな風に踊れるようになりたい」と思ってレッスンに通い始める人もいるでしょう。しかし、「レッスンの間だけではなかなかうまく踊れるようになれない」といった悩みを抱えている方はいませんか?今回は、自宅でできる自主練習の方法をご紹介いたします。

優美さの裏に確かな体力あり!筋トレでベースを作り上げましょう

フラダンスの動きは、一見、優雅に見えます。しかし、実際にやってみた方ならわかるでしょうが、フラダンスの動きは想像以上に筋力や体力が必要です。

そのため、踊り切れる体力を身につけることが何よりも大切なポイントになります。週に1~2回と、限られたレッスン時間は貴重なものです。レッスン中、目一杯踊りに打ち込める体を手に入れるためにも、いち早く体力をつけておきたいですよね。

体力づくりと聞くと、つい運動部が行うようなハードな筋トレやランニングを想像してしまう方もいるかもしれません。しかし、実際には体力をつけるといっても、方法は簡単です。日常生活での動作にちょっとした動きをプラスするだけでも、基礎体力を高められますよ。

●テレビを見ながら足を上げる
●階段をつま先立ちで上り下りする
●電車内でおしりに力を入れるよう意識して立つ
●料理を煮込む間に壁腕立て伏せをする
●お風呂のなかや寝る前にストレッチをする
●ラジオ体操を習慣づけてみる

上記の例は、どれも簡単に取り入れられるものばかりですね。日常生活のなかのちょっとしたスキマに、体を使えるチャンスはたくさん見つけられるものです。

「トレーニングしなきゃ」「筋トレをしなきゃ」と力んでしまうと、つらくなったときに継続できません。こうした、ささやかなことを意識して続ける方が長続きさせられるため、結果的に体力増強にも役立つのではないでしょうか。

また、生活のなかで筋力をつけていくことは、ダイエットにもつながります。トレーニングなどで一気に筋力をつけようとすると、極端に筋肉がついてしまうこともあるのです。生活のなかで行える筋力増強対策は、緩やかに筋力をつけていけるため、緩んだ体を徐々に引き締めることができますよ。

基礎を身につけるには反復練習がベスト

初心者であれば、自宅で練習する際、ひたすら基礎練習を繰り返すことが上達の近道です。

基礎ステップはフラダンスの命。体重移動や腰の動きといった基礎を反復練習で体にたたきこんでおくことが大切です。

意識しなくてもきちんと基礎ステップが踊れることで、余裕をもって新たな振り付けを加えていけるのではないでしょうか。

基礎ステップを練習する際は、まず椅子の背もたれなど、ウエストくらいの高さのものに腕が伸びてつかまるくらいの距離をとりましょう。

そこから、足を肩幅に開き、背筋をまっすぐ伸ばして立ちます。腰に手を当てて膝を曲げる「クウポジション」をとりましょう。そこから、左足に体重を移して腰を左に振り、右足のかかとを上げます。

その後は、右足のかかとを踏み込んで体重を少しずつ移動させながら左足のかかとを上げて、腰を右にゆっくり振っていきます。これを左右交互に繰り返しましょう。

この動きは「カオ」と呼ばれるフラダンスの基本中の基本です。いくら練習してもしすぎることはありません。このステップが完璧にできるようになれば、ほかのステップも自然とマスターしやすくなりますよ。

スキマ時間はフラの曲でフラダンスの世界に浸って

スキマ時間はフラの曲でフラダンスの世界に浸って

通勤・通学時間は、日常生活のなかでも大きなスキマ時間です。この時間を有効活用するに越したことはありませんよね。

おすすめは、フラダンスで用いる曲を聴くことです。おすすめが「聴くだけ?」と思ってしまうかもしれません。しかし、曲を何度も聴いて踊っている姿をイメージすることは、フラダンスの上達にとても意味のあることなのです。

「初心者の方」「少し慣れてきた方」どちらであっても、新しい踊りを始めたときには、振り付けを覚えるのに苦労するのではないでしょうか。

もちろん、実際に何度も踊ることでも覚えることはできます。しかし、満足に踊る場所や時間を確保することは難しいですよね?

そこで、スキマ時間に曲を聴きながら、頭のなかで踊っている姿をイメージトレーニングします。実際に体を動かしていなくても、繰り返してイメージトレーニングを続けることで、脳に振り付けがたたきこめるでしょう。

もうひとつおすすめのポイントは、歌詞の意味を理解することです。振り付けの動きは、歌詞の意味と連動していることも多いため、内容を理解したうえで振り付けを覚えましょう。「なぜこのタイミングでこの動きをするのか」がわかるため、もし一瞬振り付けを忘れてしまっても、歌詞の意味から連想して思い出すことができるのではないでしょうか。

まとめ

ゆったりした音楽に合わせて踊るフラダンス。上達するために必要なことはスポーツと同じく基礎・基本です。
何事も、基礎は最初にきちんと身につけておくことが大切ですね。自己流の変なクセがついてしまうと、あとから修正するのは難しくなります。

繰り返して行う基礎練習や、地道な体力づくりは、ダイエットにもぴったりです。緩んだ体をきゅっと引き締め、ステキなスタイルへ近づけますよ。

無理をしないで楽しく、自宅でのフラダンス練習を行ってみてくださいね。

フラダンスで使う楽器「ウリウリ」と「プイリ」

独特なリズムとメロディーが心地よい、ハワイアンミュージック。フラダンスの雅やかな動きは、ハワイアンミュージックがあるからこそ、さらに引き立つものですよね。ウクレレの癒やされるメロディーに、ヒーリング効果を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。

そんなフラダンスの音楽は、こうしたハワイアンミュージックだけではないことをご存じですか?フラダンスのなかには、楽器によるメロディーはなく、打楽器を用いながら踊るものがあるのです。今回は、フラダンスで使う楽器のうち、「ウリウリ」と「プイリ」の2種類についてご紹介いたします。

昔のフラダンスは打楽器だけだった?フラダンスと楽器

フラダンスの歴史は古く、もとは神様に捧げる踊りが始まりでした。フラダンスとひとくちにいっても、その種類はさまざまです。現代では、「カヒコ」と呼ばれる古典的なフラダンスと、「アウアナ」と呼ばれる現代風フラダンスが代表的なものとして残っています。

古典的フラダンスであるカヒコは、古くから宗教的な意味合いを残したフラダンスになります。使用される楽器は、パフやイプといった打楽器が中心です。

フラダンスは女性が踊るイメージが強いかもしれませんが、カヒコはもともと神様や王様に捧げる意味合いが強い傾向でした。そのため、修行や訓練を行った男性のみが踊ることを許されていたのです。

現代では女性もカヒコを踊りますが、化粧やアクセサリーには制約があり、衣装もシンプルなものを身につけます。一般的に日本人がイメージする華やかなフラダンスとは異なり、荘厳で厳粛な印象を受けるでしょう。「儀式にのっとって踊る」という神聖なものがカヒコです。

一方、日本人がイメージするフラダンスは、現代風フラダンスである「アウアナ」になります。アウアナで使う音楽は男女の愛の歌がメインです。一般的にイメージするハワイアンミュージックを使用して、美しいリズムが特徴といえます。

楽器はギターやウクレレといった弦楽器も使われ、衣装もムームーなど色鮮やかなものを身につけます。ハワイアンショーで披露されたり、フラダンスレッスンで広がりを見せたりしているのも、このアウアナです。

踊り手が表情豊かに踊り、曲のレパートリーも固定されていません。現代においても新作がつくられ続けているのがアウアナの特徴です。

そのほか、「タヒチアン」など、フラダンスには多くの種類があります。近年におけるフラダンス教室では、「アウアナ」「カヒコ」「タヒチアン」といった3つすべてを網羅する教室が増えている傾向です。習い事としてのフラダンスからフラダンス本来の精神にいたる本格的なものまで、目的に応じたレッスンを選べるようになってきています。

今回ご紹介する「ウリウリ」や「プイリ」は、ともにカヒコでも使われてきた古典的な楽器です。

マラカスのような見た目「ウリウリ」

マラカスのような見た目「ウリウリ」

フラダンスで使う代表的な楽器のひとつが、「ウリウリ」です。見た目はマラカスに近く、色鮮やかなニワトリの羽根がつけられているのが特徴的でしょう。ラアメヤと呼ばれるひょうたんに似た実やヤシの実をくりぬき、中に小さな実を入れて作られています。

「羽根は着脱可能なもの」「一体型のもの」の2種類があります。羽根の色は「赤」が基本ですが、なかには緑色のものもあり色鮮やかです。大きさにも種類があり、S・M・Lの3種類に分けられていることが多いでしょう。

使い方はマラカスのように振って音を出すほか、太ももに軽く打ちつけることもあります。使用後には羽根が広がってくるため、手のひらでなでるようにして内側に戻して整えることが一般的です。自宅では、つるして保管しておくことで羽根をきれいに保つことができますよ。

お値段は1万3,000~1万6,000円程度が目安です。

まるで木の筒?竹で作られた「プイリ」

一見楽器には見えづらい木の筒のように見える楽器が、「プイリ」です。筒状の竹に縦に切れ目が入っている楽器で、2本セットで使います。手に持って2本を打ち鳴らして使うほか、ダンサーが踊りながら自分の手足や肩を叩いて音を出すこともある打楽器です。

購入時には、サイズに注意しましょう。ワンサイズしかない場合は特に問題はありませんが、数種類取り扱いがある場合は、自分の手のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。握って使う楽器のため、握りやすい太さのものを選びましょう。

なお、筒状になっていて叩いて使うプイリは、消耗品です。長く使っていくうちに買い替えの必要がでてきます。割れが生じたり、ささくれがひどくなってきたりしたら買い替えのサインです。早めに新しいものと交換しましょう。

プイリはウリウリと比べると安価な楽器です。為替レートにより価格は多少変動しますが、日本円では2,000円程度から購入可能です。高いものでも4,000円程度で買えますよ。

まとめ

フラダンスの音楽と聴くと、まず思い浮かべるのはウクレレのメロディーや、どこか幻想的なハワイアンミュージックだという方も多いかもしれません。

長い歴史をあゆみながら、フラダンスは単なる踊りのテクニックに留まらず、ハワイの文化を伝承する大切な踊りになりました。

古くから使われてきた伝統的な楽器を使用して踊ることで、健康・美容はもちろんのこと、ハワイの文化や歴史にも触れられるのではないでしょうか。楽器の力を借りて、フラダンスの音楽に身を任せてみませんか?

フラダンスの歴史!危機を乗り越えて受け継がれた踊り

日本で映画のテーマになり、観光地でも披露される機会が増えたフラダンス。レッスン教室も人気を集めています。優美な雰囲気の踊りは、心癒やされるものですよね。

そんなフラダンスですが、一般的に「ハワイのダンス」以上の知識はあまり広がっていないかもしれません。

フラダンスは現在に至るまでに長い歴史をあゆんできています。フラダンスの種類は、主に「カヒコ」「アウアナ」の2種類です。それぞれが生まれた歴史的背景を知ることで、フラダンスの魅力をより感じられるのではないでしょうか。このページでは、華やかなフラダンスが重ねてきた歴史についてご紹介いたします。

歴史を伝え、神に祈りを捧げる「カヒコ」

フラダンスが誕生したのは、ハワイのほかタヒチなど諸説があり、はっきりしたことはわかっていません。フラダンスが果たしていた役割は2つあります。

1つ目は、ハワイ・ポリネシア地域の人々が、神への信仰を表すための宗教儀式、2つ目は、伝承です。

フラダンスが生まれた当時、ハワイ・ポリネシア地域の人々は、文字を持っていませんでした。フラダンスでは、チャント(詠唱)を唱えるほか、意味を含んだ動作を振り付けに取り入れています。フラダンスは、自分たちの体験や歴史を後世に伝えるためのものでもあったのです。

フラダンスの起源は、ハワイの神話でも語られています。そのなかに登場するのが、ハワイ諸島を作ったとされる「火の女神・ペレ」です。フラダンスは、ペレの妹「ヒイアカ」が半神「ポーポエ」から教わったものといわれています。その踊りをペレの前で披露したのが起源だとされているのです。

このフラダンスが、古典的かつ伝統的な「カヒコ」です。カヒコはもともと宗教儀式として始まったため、荘厳な雰囲気が印象的といえるでしょう。チャント(詠唱)を唱え、打楽器の演奏に合わせて踊ります。

しかし、カヒコは宗教儀式の一部とされていたため、誰でも気軽に踊れるものではありませんでした。修行を積んだ特別な人のみが踊れるものだったのです。

なお、フラダンスでイメージする華やかな装身具や衣装も、宗教儀式であるカヒコでは制限されています。

フラダンスは野蛮?フラが禁じられた苦難の時代と「アウアナ」の誕生

世界で近代化や産業革命が起きたころに、ハワイ諸島へイギリス人たちがやってきます。変化を余儀なくされる流れのなかで、ハワイは多数の部族から1つの国へと統一され、ハワイ王朝が誕生するのです。

そこに訪れたのがアメリカから来たキリスト教の宣教師たちです。彼らにとって自然崇拝のフラダンスは、一神教であるキリスト教にとって脅威だと判断します。その結果、腰を振る動きをみて「自然崇拝を意味するフラは野蛮でみだら」と一方的に非難したのです。以降、フラダンスは禁止令が出され、約50年以上姿を消すことになりました。

1883年、フラダンスを表舞台に引き戻したのが、ハワイ王朝第7代目の王様、カラカウア王です。

芸術を愛したカラカウア王は、即位式の際にハワイ伝統の儀式を行い、フラダンス(カヒコ)を披露することになります。これを機に、フラダンスの「野蛮でみだらな大衆文化」という認識を払拭することに成功したのです。カラカウア王は宮殿にダンサーを住まわせ、フラダンスは復活への道を歩み始めました。

この時代のハワイの王族たちに広がったのが、西洋のクラシック音楽やピアノです。ここから、新しい音楽「ハワイアンミュージック」が生まれ、フラダンスにも新しいスタイルのものが誕生します。これが、日本人がイメージするショー的要素の強い華やかなフラダンス「アウアナ」の始まりです。

2度目の苦難を乗り越え、ハワイアンルネッサンスへ

2度目の苦難を乗り越え、ハワイアンルネッサンスへ

しかし、フラダンスはその後、再び不遇の時代を迎えます。1800年代後半、カメハメハ3世の統治時代、ハワイ語がアルファベットになり、ハワイの伝承法も口頭から筆記へと形を変えていきます。ハワイの土地には、白人が住むようになりました。1893年にはリリウオカラニ女王がアメリカ人たちにより王位を退かされ、ハワイ王朝は終わりを迎えます。

こうした流れのなかで、ハワイ人たちは行き場をなくし、生きていくためにハワイ人であることすら捨てる人が増加したのです。必然的にフラダンスも表舞台からは姿を消し、一部のハワイ人たちが守り続けるものになってしまいました。

しかし、一方でショー要素が強く華やかなアウアナは、アメリカ人たちにも受け入れられ、発展していきました。これは、ハリウッドが盛り上がりを見せていたことが理由であったと考えられています。

カヒコが正式に復活を遂げたのは、1971年のメリーモナークフェスティバルです。きっかけは、1960年代にアメリカ本土で起きた公民権運動の影響でした。アフリカ系アメリカ人の人種差別をなくし、完全な平等を求めたこの運動は、ハワイ人たちにもハワイの伝統に誇りを持つ意識を芽生えさせたのです。そして、古典的なフラダンスであるカヒコに意識を向けさせることになります。

その後、1970年代に入り、失われたハワイ人の文化・誇りを取り戻すべく、「ハワイルネッサンス運動」が起こります。こうした長い時を経て、フラダンスをはじめ、ハワイ語や伝統文化がハワイ人たちの元に戻ってきたのです。

まとめ

現在に至るまで、長きにわたり日陰に押しやられていたハワイ文化とフラダンス。不遇の時代のなかでも、一部のハワイ人たちが大切に守ってきたからこそ、現代のわたしたちはカヒコを見ることができ、踊ることができるのですね。

フラダンスを見たり踊ったりするときは、ぜひハワイやフラダンスの歴史についても思いを馳せてみてくださいね。

タヒチアンダンスには4つの種類がある!

タヒチアンダンスを示す「Ori TAHITI」は、「コミュニケーション」や「人に何かを伝えること」を意味します。タヒチアンダンスには4つの種類があることをご存じですか?おなじみの腰を回して踊る情熱的なダンスだけではありません。タヒチアンダンスを楽しみながら、心も体も健康になったり、ストレスを解消させたりしてみましょう。ここでは、「オテア」「アパリマ」「パオア」「ヒヴィナウ」の4つのタヒチアンダンスについて詳しくご紹介いたします。

よく知られている「オテア」

タヒチアンダンスと聞いて、まず頭に思い浮かべるのがオテアでしょう。以前は「男性のみによる踊り」を意味していました。しかし、現在では「伝統打楽器などによる演奏に合わせて大胆な動きと速いテンポで踊るダンス」として広く知られています。おなじみの激しく腰を回して踊る情熱的な動きです。

オテアは、神話や言い伝えなどにおいて歓迎の儀式や勝利の喜びのために踊ります。タヒチアンダンス独特の激しい速いリズムはトエレと呼ばれるのですが、このリズムに合わせた動きをし、足の裏を地面につけて腰を激しく回転するように振るわせるダンスが有名です。華やかな衣装と激しいダンスのコラボレーションはみているものを楽しませてくれるでしょう。オテアは3つのタイプに分けることができます。

●男女で踊るオテア:オテア アムイ
●男性だけで踊るオテア:オテア タネ
●女性だけで踊るオテア:オテアヴァ ヒネ

男性のオテアはより激しく躍動的な印象を与えます。なぜなら、もともとは男性のための軍事的な意味合いをもつ戦闘的ダンスであった由来をもつからです。オテアはしっかり汗をかきながら楽しく踊ることができます。上手い下手に関係なく、楽しく踊るようにしましょう。

華やかな衣装も魅力のひとつですね。貝や羽の装飾が施されたヘッドドレスやダンサーの腰の動きを強調してくれるモレなどグラン・コスチュームと呼ばれる衣装を着て踊ります。グラン・コスチュームのほかにはパレオ衣装や植物性衣装を着て踊ることがあります。

物語を表現する「アパリマ」

アパリマのアパは「表現」、リマは「手」を意味しており、手の動きで歌詞の内容を表現したりする美しいダンスで、歌入りの音楽に合わせて踊ります。昔はポリネシアには文字文化がなかったため、語り部が航海の話をするときにジェスチャーで伝えたことが始まりです。曲は、打楽器やギター、タヒチアンウクレレなどを使います。

曲調は、とてもロマンティックな曲からアップテンポな曲までバリエーションが豊富です。また、曲は歌付きで踊ることが一般的といえます。衣装も魅力のひとつです。ココナッツブラやレイなどが非常にかわいいです。おしゃれな衣装を身につけ、優美にアパリマを踊ります。

アパリマは主に「アパリマ・ヴァヴァ」と「アパリマ・ヒメネ」の2つです。アパリマ・ヴァヴァではウクレレや伝統打楽器が演奏されるなかダンサーは座りながら踊ります。手の動きによって釣りやココナッツミルク絞りなど昔ながらの暮らしを描いているのです。一方、アパリマ・ヒメネは歌とギターやウクレレなどの演奏により手の動きで歌詞を表現します。テーマは自然や感情、神話など幅広く、表現が豊かです。

パレオやアフロアという布でつくったロングドレスを着て踊り、頭には花の冠や帽子をかぶるのが特徴です。優美なダンスをかわいい衣装を着て踊ると楽しい気持ちになりますね。

「Hi」と「Ha」の掛け声が特徴「パオア」

「Hi」と「Ha」の掛け声が特徴「パオア」

パオアは、みなさんにとってあまりなじみがないダンスかもしれません。激しく伝統打楽器などをかき鳴らしてダンスが始まります。パオアは一度みたら忘れられない非常に印象的なダンスでしょう。男性および女性ダンサーが半円か円になって座り、手で太ももを叩きながら男性リーダーとコミュニケーションをとります。

男女のペアが「Hi」と「Ha」の掛け声で立ち上がり、中央にでて短いダンスをするのが一般的です。掛け声のやりとりが非常に特徴的なダンスといえるでしょう。このダンスはタパ布をつくるジェスチャーから来たように考えられています。

「Hiri ha aha ha」の掛け声が特徴「ヒヴィナウ」

ヒヴィナウも知っている方は少ないかもしれません。ヒヴィナウはダンサーたちが男女別に2つの円に並んで踊ります。伝統打楽器の演奏に合わせて男性の独唱者が歌い、合唱団がそのフレーズを引き継ぐのです。ダンサーたちの「Hiri ha aha ha」の掛け声がリズムになっており、男女がペアとなって踊っていきますが、ダンスの内容は男女で異なることがあります。

まとめ

タヒチアンダンスの4つの種類を紹介しました。みなさんにとって、もっともなじみがあるのは、オテアでしょう。腰を回して激しく情熱的に踊るダンスで、華やかな衣装が印象的です。華やかな衣装を着てみたい方はチャレンジしてみましょう。また、アパリマは知っている方が多いかもしれません。手の動きで昔ながらの生活を描き、歌詞を表現します。手の動きがとても美しく魅了させられるでしょう。

タヒチアンダンスは楽しく踊ることが基本です。心身ともによい効果が期待できるタヒチアンダンスは、中高年層の方にもおすすめのエクササイズといえるでしょう。タヒチアンダンスは中腰の姿勢でステップを踏んで踊るため、下半身の筋力アップの効果が期待できます。また、「ウエスト」「おなか」「背中」などに効果的な運動なので、想像以上にインナーマッスルを鍛えることができるのです。

美しく鍛えることができるため、痩せる体づくりにはぴったりですね。タヒチアンダンスを踊ることによって美しい体を手に入れましょう。また、タヒチアンダンスを踊ることで心が晴れやかになり、心身ともに健康的になることが期待できますよ。楽しみながら痩せることができ、健康的な体をつくれるなんてタヒチアンダンスはうれしいことが盛りだくさんです。一度、タヒチアンダンスを踊ってみてはいかがでしょうか?日ごろのストレスなんてどこかに飛んでいってしまいますよ。

タヒチアンダンスで使われる定番曲

タヒチアンダンスは、フラの原型ともいわれているポリネシアで生まれたダンスです。フラダンスと似ているステップもありますが、あくまでもフラダンスとは別物。腰を激しく左右に動かしたり、高速で回転させたりするなど、タヒチアンダンスにしかない動作もあります。

このページでは、タヒチアンダンスで使用される楽曲をご紹介いたします。

タヒチアンダンスは3種類に分けられる

タヒチアンダンスは、大きく分けて3種類のタイプがあります。タイプによって、使われる曲の雰囲気も異なるのが特徴です。

1つ目は「オテア」。もっともタヒチアンダンスらしい踊りです。使用する曲は、パーカッションやドラムのビートが特徴的といえるでしょう。メロディーラインはなく、打楽器のみで構成されています。テンポが速く、南国の雰囲気が感じられる躍動感がある音楽です。ダンサーは豪華な衣装を身にまとって踊ります。音楽に合わせて腰を激しく動かす、情熱的で華やかさが感じられるダンスです。

オテアの楽曲「Pate Matai」

メロディーラインがなく、打楽器演奏のみで構成されているオテアで使われる楽曲です。軽快でテンポの速いリズムが特徴的。リズムだけで作られている曲は独特の雰囲気ですが、繰り返される打楽器の音色が印象深く感じられるでしょう。

残りの2つは「アパリマ」と「アフロア」です。こちらは、両方とも歌つきの音楽を使うのが特徴です。アパリマはアップテンポ、アフロアはスローテンポの楽曲を使用します。ダンサーが身につける衣装もオテアとは異なり、パレオと呼ばれる腰布やドレスを身にまとって踊るダンスです。

アパリマで使われる音楽は軽快な雰囲気が特徴的でしょう。一方、スローテンポなアフロアは、ゆっくりとした歌に合わせて物語をダンスで表現します。女性的な雰囲気が感じられるダンスですね。

ここからは、「アパリマ」や「アフロア」で使われる歌付きの楽曲をご紹介いたします。ご紹介するのは有名アーティスト2人の楽曲です。

レゲエ×タヒチ音楽を作り出したボビーホルカム

1947年にハワイのオアフ島で生まれたボビーホルカムは、タヒチの人では知らない人はいないといわれるほどの有名人です。1976年からタヒチで暮らしはじめたボビーは、レゲエ音楽とタヒチ音楽を融合させた楽曲を数多く発表しています。

タヒチで暮らしはじめたあと、ボビーは自宅へ悩みを抱えた人を招き入れ、話を聞いていました。そんなボビーのやさしさは、タヒチの人たちの心をつかみ、現代にいたる人気の理由となったのです。

そんなボビーのやさしさや穏やかさは、多くの曲のなかから感じとることができるでしょう。

Porinetia

タヒチアンダンスに携わる人にとって、有名な楽曲のひとつです。冒頭、曲中で何度も「ポーリーネーシア」のフレーズが繰り返されるのが特徴的。小さな子どもでも踊りながら口ずさめるようなクセになる曲です。明るい気持ちにさせてくれるメロディー・リズムなので、楽しさを表したいときにぴったりですよ。

Orio

ゆったりとしたやさしいメロディーが魅力的な楽曲。きっと、ボビーのやさしさがじんわりと伝わってくるでしょう。南国の女性的な雰囲気を表現できる1曲です。

O’oe to’oe rima

こちらもOrioと同じく穏やかな雰囲気の曲です。やさしい雰囲気のなかに雄大さが感じられますよ。高音の歌声が響く間奏部分が印象的です。

E iti taurua

南国ムードを感じられる1曲。タヒチアンダンスを知らない人でも、つい音楽に合わせて体を動かしてしまいたくなる楽しげなリズム感が特徴的です。

タヒチの歌姫・サブリナ

タヒチの歌姫・サブリナ

サブリナはタヒチの歌姫と称されているアーティストです。おしゃれで大人っぽい雰囲気が感じられる曲が多く発表されています。

明るく楽しい曲調のものも、穏やかでゆったりした曲調のものも、サブリナの美しい歌声の力で、聴いていると心が落ち着いてくる楽曲ばかりです。

AROHA NO TAHITI

刻まれているリズムが心地良く、元気をもらえる曲です。しかし、激しい曲調ではなく歌声はムーディな雰囲気が心地良く響きます。リズムに体を揺らしたくなるのではないでしょうか。

TAPA’O

ゆったりとした落ち着きが感じられるメロディーが特徴的な楽曲です。楽器の音色に癒やされます。

PUROTU NO TE FA’A

穏やかな美しい歌声に浸れる楽曲です。歌のメロディーラインをしっかり感じ、女性的なやさしい雰囲気を表現できる曲でしょう。

H4

TAHITI FENUA HE’EURI
ウキウキワクワクさせてくれる軽快なリズムが楽しい楽曲です。ポップなかわいい雰囲気が魅力的ですよ。間奏部分の楽器演奏も明るく、つい体を動かしたくなってしまうのではないでしょうか。

PUA TEA RO’O NUI

リゾートホテルで耳にする機会がありそうな、ゆったりとした雰囲気の楽曲です。神秘的な雰囲気のダンスをするときによく使われています。

まとめ

「オテア」と「アパリマ」「アフロア」とで、楽曲の雰囲気ががらりと変わるのがタヒチアンダンスの魅力的な音楽です。印象に残りやすいのはメロディーラインがはっきりしている「アパリマ」「アフロア」の楽曲かもしれません。しかし、打楽器演奏のみの「オテア」の曲も力強さがあり、魅力を感じられるでしょう。

テーマパークやハワイアンショップ、リゾートホテルなどで耳にすることもあるタヒチの音楽。タヒチアンダンスが踊れなくても、思わず体を動かしたくなる魅力がたっぷり詰まっていますよ。

リズム感がなくても大丈夫!ダンス苦手でもフラダンスを楽しむには!

フラダンスはゆったりしたハワイアンソングに合わせて踊る優美なダンスです。自分はリズム感がないとダンスに苦手意識を抱いている人でも、フラダンスであれば簡単に始められそうですよ。ここではフラダンスの楽しみ方とフラダンスのリズムやステップについて紹介します。

フラダンスの動きには意味がある

フラダンスには現代フラとされる「アウアナ」と、古典的なフラの「カヒコ」があります。
日本のフラダンス教室で扱われているのは、ほとんどがアウアナです。一般的に想像するフラダンスのイメージどおり、ムームーやレイを華やかに装い、ウクレレやギターの演奏にあわせてゆったりとしたリズムで優雅に踊ります。
これに対し、カヒコは太鼓など打楽器のみを使いリズムに合わせて「チャント(詠唱)」を唱えながら踊ります。身につけるものや動き1つ1つに厳格なルールがあります。
フラダンスはただ見栄えのよいダンスを踊っているわけではなく、手の動き、足の動き1つ1つに意味があります。歌詞にあわせて、手の動きを使って私、あなた、美しい女性、花、雨、太陽、大地、愛など多くの表現をしています。
なぜこのように手でたくさんの意味を表現しているのかというと、かつてハワイを含むポリネシアに住む人たちには文字の文化がなかったからです。人々は大地や海、空など自然のすべてに精霊が宿ると考え、フラダンスを神にささげるダンスとして大切に踊ってきました。また、歴史を伝えたり王をたたえたりする場合にもフラダンスを踊ったのです。
フラダンスでは、リズムに合わせた手の動きが何を表したものなのか知ることも、ダンスを楽しむポイントの1つなのです。

フラダンスのリズムは比較的緩やか

なかにはアップテンポの曲もありますが、フラダンスにそれほど早い動きはありません。
よく混同されがちなのは、タヒチアンダンスです。これは太鼓を鳴らしながら激しいリズムで腰を振りつつワイルドに踊ります。どちらもポリネシアンダンスとひとくくりにして同じステージで披露されることもありますが、二つは異なるダンスです。そのため自分は早いリズムに対応できないからフラダンスは無理、と思う必要はありません。
フラダンスは比較的リズムがとりやすい穏やかなテンポの曲が多く、歌詞に合わせて、手先や足先をゆっくり動かしていきます。さらにフラダンスは歌詞の意味と体の動きが関連しているので、関連づけて覚えやすく、ダンスが苦手な人でも踊りやすいダンスなのです。

フラダンスに優れたリズム感は必要ない

フラダンスに優れたリズム感は必要ない

いくらフラダンスのリズムがゆっくりだとしても、もともとリズム感がないという自覚があると、ダンスについていけるか心配になってしまいますよね。
リズムとは1・2・3・4など、決まった速さで刻まれるものです。これに対してリズム感とはリズムにあわせて体を動かしたり、音楽を演奏したりする能力のことです。
リズム感の良い人は、リズムに合わせていつまでも体を動かしたり手をたたいたりできます。これに対してリズム感がない、ダンスが苦手と感じる人は、途中から1・2・3・4というリズムにあわせて体が動かせなくなってしまうのです。
しかし、リズム感というのは慣れの要素がかなり大きく、普段からリズムを意識して、音楽をききこむと自然にリズムがとれるようになってきます。世の中にはロックが好きな人もクラシックが好きな人もいるように、どんなリズムがとりやすいかは人によって異なります。
もし、フラダンスに興味があって、フラダンスのリズムが自分の感性にあっていれば、意外とスムーズにリズムがとれようになるものです。フラダンスでは素早い動きや機敏にリズムに反応する能力はあまり必要ありません。最初はリズム感に自信がなくても、フラダンスの音楽に親しんでいるうちに、自然に体が動いてダンスができるようになるでしょう。

ステップを覚えるとリズムがとれるようになる

ダンスが苦手な人は、振り付けがうろ覚えのことが多いです。手の動き、足のステップ、体の高さなど、ダンスでは体のいろいろな場所を同時に動かさなければなりません。次に体をどう動かせばよいのかに自信が持てないと、曲からどんどん遅れてしまい、振りを追いかけてパニックになってしまいがちです。そこで、ダンスが苦手な人ほどダンス振りをしっかり覚えるようにするのがおすすめですよ。

以下のように、フラダンスには基本となるステップがいくつかあります。どれも下半身全体を使う動きなので、慣れないうちは戸惑うことが多いでしょう。
●Kaholo(カホロ):左右に2歩ずつ移動する
●Kao(カオ):かかとだけを上下させて腰を動かす
●hela(へラ):重心を後ろにしたまま足を交互に前へ出して元へ戻す
●KalaKaua(カラカウア):一歩前に踏み出し戻る前後のステップ

フラダンスの動きに慣れるためには、まずこの下半身の動きをイメージして、自然に体を動かすことができるようになります。ステップを覚えることと、手の動かし方を分けて練習すると、よりフラダンスが簡単に踊れるようになりますよ。

ゆったりとした動きで健康に!腰痛予防になるフラダンス

スポーツが苦手な人でも気軽に始めやすいフラダンス。ハワイの心地よい音楽に合わせて踊ると気分転換になり、趣味としてもぴったりです。そして、フラダンスにはもう一つ魅力的なことがあります。それは「腰痛予防」。フラダンスは、腰痛予防が期待できる健康法として注目されているのです。
本記事では、優雅で優しい踊りのフラダンスが腰痛予防になる理由にスポットを当てます。

どうして腰痛になるのでしょうか?

まずは、腰痛が起こる理由についてみていきます。激しい運動をしたわけでもなく、重い物を持ったわけでもないのに時々起こる腰の痛みが気になっている人、意外に多いですよね。腰痛で悩んでいる人に多いのが「いつの間にか腰痛になってしまった」というケースです。どうして、いつの間に腰痛になってしまうのでしょうか。
原因として考えられるのが、長時間同じ姿勢でいること。例えば、仕事でPCに向かい一日の半分近く、デスクワークを続けている場合などです。仕事に打ち込むと猫背になりがち。姿勢が悪い状態で長く座っていると、血行が悪くなるうえに腰に負担をかけてしまい腰痛になってしまうのです。
また、一日中仕事で立っていたり歩いていたりしている人も要注意。長時間の立ち仕事や外回りの仕事は体を支えるために、いつの間にか体が前重心になってしまい姿勢が悪くなっていることが多いのです。「毎日歩いているから大丈夫」と思うかもしれません。しかし、正しい姿勢でなければデスクワークと同じでいつの間にか腰に負担をかけてしまいます。
もう一つ原因として考えられるのが運動不足。正しい姿勢でなければ腰へ負担をかけると説明しましたが、正しい姿勢を保つには「筋力」が必要です。日頃の運動不足は筋力を衰えさせ、体を支える力が減り姿勢を悪くしてしまいます。悪い姿勢からくる腰痛を防ぐためには、適度の運動を行い筋力が衰えないように努めることが大切なのです。

正しい姿勢と筋力UPが期待できるフラダンス

フラダンスの基本は姿勢。背筋をのばし、正しい姿勢をとることからスタートします。一般的に「基本姿勢」と呼ばれているポーズです。この基本姿勢をマスターしておかないと次に習うステップなどにも影響しますよ。まずは、基本姿勢をマスターしましょう。
両手はまず腰におきます。その時ひじは体の真横にきていることを確認。真横にあると胸が「ピーン」と張り、正しい姿勢になります。次に、足は5cmほど離して立ち、ひざを少し曲げて腰を落とし、そのままポーズをキープ。簡単そうですが日頃猫背気味の人や運動をしていない人はこの時点で「あれ?」と思いのほか難しいかもしれません。腹筋や背筋に力が入り、伸びていることを感じます。これは姿勢を正したことによって筋肉や背骨へのアプローチが効いている証拠。フラダンスを始めたころは少々きついですが、慣れていくうちにこの姿勢が心地よくなります。正しい姿勢と筋肉の強化は腰痛予防に重要なポイントです。
基本姿勢がマスターできたら次のステップへと進みます。少しひざを曲げた状態でのステップは腹筋や太ももの筋肉を使います。姿勢はいつも、頭を糸で上に引き上げられたような姿勢を保っておかなければなりません。その状態でステップをすると、最初は太ももが「プルプル」するかも。フラダンスのステップはゆったりとした動きです。慣れていくと、次第に「プルプル」もなくなります。
ステップの次には手の動きも加わり、全身を使ってフラダンスを踊るようになります。フラダンスを続けていくと背筋や腹筋、太ももの筋肉が鍛えられるだけでなく、体全体の筋肉へアプローチしていきますよ。筋力が背骨をはじめとする体全体を支える力がアップ。バランスのとれた正しい姿勢へ導いてくれるのです。

フラダンスをはじめるときに気をつけること

フラダンスをはじめるときに気をつけること

フラダンスは他のスポーツと同じで、はじめは体をほぐすことからはじめてください。ゆったりとしたうごきのフラダンスであってもスタートダッシュは控えましょう。フラダンス教室の初心者コースに入れば、体への急な負担を控えたレッスン内容が組まれているのでその点安心ですね。
時々あるのが「早く上手になりたい」、「腰痛を防ぎたい」という思いから、独自に自宅でもフラダンスの練習をする人。オリジナルでのフラダンスの練習強化はNGです。初心者の人は、自宅での練習内容もフラダンスの先生やインストラクターにアドバイスをもらい、体に負担にならない自宅での練習にしましょうね。
また、慢性的に強い腰痛の人も注意。腰痛の原因を医療機関で調べ、フラダンスをしてもよい腰痛なのかを確認してくださいね。医師からのOKが出てからスタートしましょう。そのほうが気分的にもよく、思いっきりフラダンスが楽しめます。

ゆったりとしたうごきが心地いいフラダンス

フラダンスは、ゆっくりとした動きなので年齢を問わず楽しまれています。フラダンスを踊っているお年を召した方の姿勢のよさに驚かされ、実に若々しいのです。フラダンスを続けていると健康的にもよいことがわかりますね。フラダンスの動きのようにゆったりとした気持ちで、フラダンスを習得。優雅にゆったりフラダンスを踊って腰痛しらずの健康的な毎日を目指しましょう。

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